![]() 『世界のサブカルチャー』 屋根裏監修 2008年 翔泳社刊 ¥2625(定価3200円+税) 本書はその書名の表す通り世界中のサブカルチャーを蒐集し紹介したものです。 監修者が独断で「これはサブカルだ」と思ったものを「画家」「音楽」「写真」から「ミニコミ」「ウェブコンテンツ」、なぜか「中央線沿線」まで含めて掲載されてをります。 そのなかで愚生が個人的に気になるところを列挙しますと「市場大介」、「黒色すみれ」、「母檸檬(画像参照)」といふことになりませうか(全て国内になってしまひました)。 印象としては全体的にヴァニラ画廊系のアーチストが多いやうに感じられます。 前世紀末以降、芸術、音楽、文学問はず凡そ表現活動といふものが出尽くしてしまった感があり、何をみても大して目新しい気もせず、何をやっても充分な満足が得られにくゝなってをります。 さうであっても、まだまだ有象無象の表現者のなかに新たな刺激を喚起して呉れるもの、琴線に触れるものもキットあることでありませう。 本書でさういふものを探してみては如何でせうか。
(担当 山口ケン)
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