こちらに掲載の「Vol.III」は売り切れました。ありがとうございます。
さて、では10年前はどうだったのでしょうか? やっぱりあったのですよ、ロボと美少年のコラボは! というわけで、「新機動戦記ガンダムW」のDVDコレクションが入荷致しました! A.C.195年。各コロニー国家は、地球圏統一連合の圧政に反抗を行う「オペレーション・メテオ」を実行した。 「オペレーション・メテオ」とは、各コロニーの新兵器「ガンダム」を地球へ降下させ、地球上の連合軍を裏で牛耳る秘密結社OZの基地を制圧するというものだった。 衛星軌道上を哨戒中のゼクス・マーキス特佐は、衛星基地からの報告で、不審な隕石の報告を受け、現場へ急行するゼクス。 そこで見たのは、隕石なのではなく、戦闘機だった! これを撃破するべくゼクスは、MSで攻撃をしかける。 攻撃は命中し、バランスを崩したかに思えたが、次の瞬間、戦闘機は人型の白いMSに変形した! 続けて部下が攻撃を加えるが、攻撃がまるで効かなかった。 謎のMSが振り向き、持っていたライフルで発砲。一瞬にして2機のMSが蒸発してしまう威力に驚くゼクス。 辛くも撃破したゼクスは、あのMSをガンダニウム製のMS-ガンダム-だと断言する。 その日の夕方。リリーナ・ドーリアンは、浜辺で倒れている少年を発見する。 救急車を呼び、介抱をしようとするところで少年が目を覚ます。 少年は、咄嗟に顔を隠し「見たのか!?」。 駆けつけた救急車を奪い、逃走する少年。 翌朝、学校へ登校したリリーナは、突然の転校生に驚く。 なんと、昨日浜辺で倒れていた少年ヒイロ・ユイだったのだ。 リリーナは、早速ヒイロを自宅で催す誕生パーティーへと招待する。 しかし、ヒイロはをそれを破き一言。「お前を殺す。」 彼ヒイロ・ユイは、L1コロニーの「オペレーション・メテオ」の実行人で、ウイングガンダムのパイロットだったのだ! ここから、ヒイロとリリーナの数奇な運命が始まる・・・ いきなり第1話から、主人公がヒロインに「お前を殺す」って!当時はもちろん、今でも充分インパクトの強い第1話でした。 おまけに、リリーナはヒイロに会いたいがために、崖っぷちで「早く私を殺しにいらっしゃい!!」と叫ぶし。おかしいよ、おかしいですよリリーナ様!(byウッソ) 仮面のライバルなどのお約束を踏まえつつ、登場キャラクターは皆美形という、当時のガンダムシリーズではかなり異彩を放っていました。 登場するMSも多彩で、主人公ヒイロが搭乗するウイングガンダムは、鳥型の戦闘機に変形し、MSの携行武器としてはありえないほどの大出力ビームを放つバスターライフルを持つ。 全主役ガンダム中、最も不遇な扱いを受けた主役ガンダムとして有名です。だって、全49話中、ヒイロが乗って戦うのは、5話程度!メリクリ ウスの方がまだ活躍してたと思います。 陽気なデュオ・マクスウェルが搭乗するのは、死神を模したガンダムデスサイズ。 ステルス性が強く、ジャミングなどを駆使し、敵に気付かれずにバッサリと大鎌で切り裂く! サーカス団に身を隠すトロワ・バートンが搭乗するガンダムヘビーアームズは、歩く武器庫。全弾一斉射は、小さな基地なら一発で焼け野原! 心優しいお坊ちゃまであるカトル・ラバーバ・ウィナーのガンダムサンドロックは、砂漠戦に特化した機体。 メインの武器は円月刀ヒートショーテルなので、燃費がすこぶるいい。 そして、中国人張五飛(チャン・ウーフェイ)が搭乗するのは、前作「Gガンダム」の雰囲気を色濃く残したシェンロンガンダム。 竜の頭を模した右腕からは火を噴き敵を噛み砕く! 仮面のライバルであるゼクス・マーキスが搭乗するのは、純白のジャジャ馬MSトールギス。もう白馬の王子様といった感じです。 全てのMSの原点となった機体。そういえば、当時の人気MSは、このトールギスとデスサイズが争っていましたね。 中盤になって搭乗する無人MSであるモビルドール(MD)は、大変新鮮なものでした。 中盤のヒイロとトロワの機体として登場したメリクリウスとヴァイエイトは、雷神・風神を模したデザインとなっており、圧倒的な火力を持つヴァイエイトを攻撃の要に、実体弾も防ぐバリアを持つメリクリウスでサポートするというコンビプレーを見せてくれました。 そして、中盤に敵として搭乗し、終盤でやっとヒイロの手に渡るウイングガンダムゼロは、コロニーを1発で沈める凶悪なMS。 更にこの機体を凶悪たらしめたのは「ゼロシステム」と呼ばれる物で、搭乗者の精神に介入して未来を見せるという無茶苦茶極まりないシステム!使いこなせなかったら、即刻廃人になれます。 作品の見所は、やっぱりヒイロが徐々に人間らしさを取り戻すところだと思います。 自分とは180度違う性格のデュオとの出会いや、暴走するカトルをなだめたりとかしてたら、イヤでも丸くなりますよね。 元祖ツンデレ美少年の誕生です(笑) 当時ファンだった方はモチロン、ガンダムシリーズは「SEED」しか見たことのない女性にも是非オススメな作品です。
(担当 阿部)
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TEL 093-512-1777 / e-mail kokura@mandarake.co.jp
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