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インタビュー2022.1.13

「聖天遍路」噌羅皨照 (ソラホシテラス)先生特別インタビュー

噌羅皨照 (ソラホシテラス) プロフィール

画家と漫画家の一種(ポンリ研究家)
魂のエネルギーを具現化する
噌羅皨照(ソラホシテラス)です。
SORAとも呼ばれています。
本名は後藤宙
魂のエネルギーを「ポンリ」と名付けています。
弁天様やオリジナルキャラクターのペカフクロウをはじめ、霊的な存在をインスピレーションで感じ取って描きます。
元々学生時代にモヤモヤした感覚があり、それが後にポンリ論と言う考えとして芽生え、22歳のごろ(1999年9月9日)にペカ様の光を受け核心いたしました。
それは9の種類からなる魂のエネルギーである事に気付きました。
それを今日に至るまであらゆる方法で表現して来ました。
20年の歳月を経て2019年9月9日に聖天変幻と言う境地に達しました。
9つのエネルギーが最高潮に達した時を聖天変幻といいます。
そのエネルギーは9つの聖なる存在になります。
受賞歴
第12回講談社モーニング月例賞入賞
(2021年1月期)作品名「居酒屋天竺」
株式会社コミチ
ガチコメ賞(深谷陽先生賞)受賞
Twitter: @candataoyabin
Instagram

これまでの活動について
幼少期から図工や美術の授業だけは得意な子どもでした。中学二年生の時に担任の美術の先生が美術方面の 進学を勧めてくれ、受験したのが名古屋にある美術専門の科がある高校でした。
当時憧れていた油絵画家を目指して絵を描いていました。
その後色々とチャレンジしては挫折したりしながらバスキアに憧れたりして路上で手描きイラストなど売ったりしていました。
そのころは似顔絵をかじり、他にはたまにイベントなどでライブペイントしたり、壁画を描いたりしながら、日銭稼ぎをしていました。
しかし、方向性に行き詰まり悩んでいた頃、人生において忘れられない瞬間が訪れます。
それは21歳の1999年9月9日にある光を浴びたと同時に、独自の思想「ポンリ」(ポンリ論の原型)生み出すに至りました。
しかし、その後も露天商など不安定な仕事をしながら絵を描いていましたが、生活苦に落ち入り「お金が無いと結局創作活動というより生活もできない」と悟り、一攫千金を夢見てホストをやったりしていました(四ヶ月で断念)…。両親や兄にさとされ就職して一時期は副業でイラストを描いたりしつつ趣味で絵本を描いたりしていました。
その頃「このままではダメだ、やっぱり好きな絵で食って行きたい」と、強い思いが出て来まして、脱サラして似顔絵のお店を開業しました。似顔絵はみるみるうまく行き、二年経つ頃には余裕が出来ました。
やはり1999年に生まれた「ポンリ」を内に秘めて大事に温めてきたおかげだと思っています。次第に漫画を描くのに夢中になりポンリと言う思想を漫画で表そうと試行錯誤しながら現在に至ります。
不思議な体験について
先にも触れましたが、1999年9月9日名古屋市の千種区あたりで、何か強い力に呼ばれて彷徨う中で、夜の9時(おそらく9分9秒)眩しい光を浴びました。
それから、ある確信(核心)に目覚めました。余談ですが名古屋に「テラゾ」と言うロックバーがあるのですが、
そこのマスターの栗山純(音楽家)と言うまさにボヘミアンな人がいまして
その人と飲んでいた時にこの話をしたら「俺もそのあたりでUFOをみた」と言っていて、自分はUFOと言う感触ではなかったのですがなにかあのあたりに来ているのだと思います。これがポンリ論を生み出すきっかけとその後の創作の源となりました。
新連載作品「聖天遍路 一話 〜ペカ福太郎の冒険〜」について
ポンリ論の発展した形が今回の連載作品です。
ポンリ論や、それを元にした初期作はごく僅かな人にしか興味を持たれず
原液の様なものでありましたが
2019年9月9日に「聖天変幻」と言う境地に達し、人に理解できる可能性を発見しました。
それを具現化したものが今回の新連載「聖天遍路」になります。
私は去年の中頃からボヘミア様のような媒体がどこかしら現れる様な予知的感覚がありました。
それと同時に様々な導きがあり、漫画も今回商業誌ベースで進めて行ける形となり、非常に興奮と感謝、感激でいっぱいです。
世界観について
自分で考えたオリジナルの神様(ペカ様)と言うイタチの神様(ポンリの化身でありイメージキャラ)がいまして、
2018年にお告げの様な感覚があり、一人でペカ様の人形を連れて出雲大社に行ったのですが(2018年8月14・15日)その後2019年(9月)に大きな災いが来る様な感覚があり(これは2015年辺りから感じでいました)何か取り憑かれたように、部屋に飾る事により世界に災いから守るための結界が出来ると信じて描いた絵があります(作品名2019セカイネンナフエ)
その後2020年あたりからイメージがどんどん出まして、特に最初は自分の部屋に飾る目的で描き出した絵が増えすぎ飾りきれなくなり、ヤフオクなどで販売してました。それらが元になり、弁天様や福太郎などのキャラクターやそれを取り巻く世界観が自然に生まれました。
出雲大社に行く前に元々実家が三重県なんですけど、盆に伊勢参りをしたあたりから、神社に興味がわき、
周辺の神社を回るうちに最後に淡路島(これは当時亡くなられたばかりの樹木希林さんの霊に呼ばれた様な感覚がありました)
伊弉諾神宮とおのころ島神社に行ったのですが、ここであるものを見て閃いたあと、
仏教世界や浄土(特に極楽浄土)との繋がりがわかった感覚があり、急いで平等院に向かいました、
その時ほぼ確信したものが(詳細は秘密ですが)世界観の元になりました。
「聖天遍路」は今リアルタイムで聖天神たちが2022年から一年ごとに世界に結界をはり、繋いでいく物語なんです。
だからちょっとネタバレになりますが2029まで八方の浄土を回ったのち2030年位にはこの世界に最後に浄土が出来ます(予定)。
ですので、自分自身は非常に大それたことを言いますが
この漫画を完成させることによって世界が安定して極楽浄土の様な世界になるんだ!
と、思い込みながら描いていく心構えでいます。
色んな宗教が救われるための方法を説いていていますが(仏教でも諸説あり)私は「聖天遍路をRead Nowと救われる」というようなものにしたいと思っています。(なんだか大げさなことを言いすみません)
ボヘミアで気になる作家
ボヘミアの作家さんそれぞれ強烈な個性があり、みんな気になりますが、1人あげるとしたら
古川会長です。つい昨日会長が昔書かれた、「まんだらけ風雲録」を読みましたが、
非常に面白かったし、ちょうど今の私と同じ歳の頃に書かれたものと、Read Now内に知りましたが…何かグッとくるものがありました。
「御祭舟」も、とてつもない話が読めると毎月わくわくしています、あとがきもお面白いし興味深いですね。

古川益三・作「御祭舟」現在プロローグ全話無料公開中

あと、「まんだらけ風雲録」は漫画家としてだけではなく、人間としてや、商売の考え方なども興味深く拝読しました。
https://order.mandarake.co.jp/order/detailPage/item?itemCode=1212105647
私も小さいお店ではありますが、ずっと尼崎のモールで似顔絵やイラストを描くお店を16年間経営して来たので、
商売論には忘れたくても自然と興味が行ってしまう人間でして、
その商売としての考え方などが書かれた本などは色々と読みました…が、今まで出会った事が無い共感や学びがありました。
ソラホシテラス先生、本日はどうもありがとうございました!
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